高圧洗浄機の使い方
高圧洗浄機の使い方を自分なりにまとめてみました。
まず、
- 本体の組み立て、準備に関して
- 洗浄に関して
- 収納に関して
- メリット・デメリット
の4点に関して書いてみましょう。
1:本体の組み立てに関して
最近の高圧洗浄機は、本体を購入すると、そのまま使用できるように最低限のパーツは標準装備されています。
水道ホースのセットもホースとカップリング、ホースバンドが最初からついています。
- 蛇口にホースをバンドで取り付け、カップリング側を本体の吸水口に接続。
- ガンについている高圧ホースを本体側の接続口に装着
- 電源をコンセントから取る
- 水道の蛇口をいっぱいになるまで開く
- 電源投入
- トリガーガンを引く
- 洗浄
- 洗浄が終了したら、ガンから手を放すと自動でモーターがオートストップ(機種によって切れないものもある)
- 本体電源を切り蛇口を閉め
- トリガーを握り内部にたまった水を抜く(寒冷地の凍結、内部の錆による劣化を防ぐため
- 各ホースをはずし、再度本体の10数秒電源を入れ内部にたまった水を抜く
- 高圧ホースの中の水も再度ガンを握って抜く
- 本体・備品を乾燥させ収納
これらの組み立て分解方法は、メーカーが違ってもだいたい共通です。
水道ホースについて
安価なものやオークションなどで出ている無名のものなどは、水道ホースは別途個人で用意しなければいけない場合があります。
その場合網目の入った耐圧水道ホースを使用してください。耐圧でないと、ホースが膨れて破裂する可能性もあります。
あと本体側のプラグや蛇口の径も計っておき、ホームセンターなどで対応するホースを選びましょう。はじめから水道ホースがついている場合は、別途購入が必要ないので安心です。最近の高圧洗浄機はたいていセットになっています。3メートルほどの長さのものがついていることが多いです。
電源について
電源は、1000W以上のものもあり思っている以上に消費電力が大きいです。電流も13A前後のものが多く仮に電源を延長する場合も、15Aくらいのコードリールを利用しましょう。ケルヒャーの場合最長10mを目安に延長可能とあります。
テーブルタップなど細いコードのものを長時間使用したり、巻いたままのコードリールを使用すると許容電流が小さくなり発熱・発火する可能性もあるので注意しましょう。
蛇口と電源とガンの位置関係について
仮に蛇口と本体が3mの距離、本体から電源までが5mとすれば、蛇口と電源コンセントまでの距離が最大8メートルとなります。それ以上水道と電源が離れていると、電源コードか水道ホースを延長する必要があります。
その状態で本体が置いてある位置から洗浄位置までが必要な高圧ホースの長さになります。購入しようとする高圧洗浄機の電源コードの長さがわかれば本体の設置場所が決まるので、だいたいの行動半径がわかります。
電源コードはブラックアンドデッカーで5メートル、ケルヒャーも4から5メートルとなっています。リョービは上位2つが5メートル、AJP−75は、2.5メートルと少なめなので、使用場所の電源と蛇口の位置関係をよく見て購入しましょう。下位機種はどのメーカーも電源コードが短めです。
この図は蛇口から水を確保する例ですが、バケツの水や池の水などを利用できる、溜め水利用可(自吸式)のタイプであれば、電源だけの制約になるので行動範囲はかなり広くなりますよ。
つぎの 2:洗浄に関しての注意点へ
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