高圧洗浄機 洗剤

高圧洗浄機に洗剤は必要か?

 

 

よくある質問で、本体の洗剤タンクとフォームノズルの違いについてがあります。

 

 

高圧洗浄機を購入するとき
初心者セットなどの中身には
よく、洗剤タンクや
泡状に洗剤を散布するためのフォームノズル
と言ったものが
セットになっています。

 

洗車などでも事前に、洗剤を散布すると
汚れを落とすのが楽になります。

 

ただ、気温が高い場合や炎天下で
散布してしまうと
洗剤の輪染みが残ってしまい
あとからしみを除去するのに
苦労することがあります。

 

ボディーが熱い場合など
冷めてから散布し
狭い範囲で分割して洗っていくことを
おすすめします。

 

 

高圧洗浄機用の洗剤は、基本的に
中性のものが多いです。

 

 

皿洗いなどのときに使う中性洗剤でも代用できますが、
洗剤によっては、ジェルが入ったものや、
乾燥すると白く浮き出るもの
異様に泡が出すぎるものなどもあるので
目立たないところでテストしたり
できれば、ケルヒャー純正のタブレットや液体洗剤の
使用をおすすめします。

 

 

もうひとつ、洗剤を使うときの注意点ですが
周囲に芝などの植物があれば
事前に、バリオスプレーランスなどの低圧モードで
水をかけておくなどして水養生しておくと良いです。
万が一洗剤が飛び散っても濃度が薄まり、影響を
最小限に抑えることができます。

 

あと本体に洗剤タンクがついている機種や
洗剤ホースで本体に洗剤を引き込むタイプは、
本体の中に一旦、洗剤を取り込んで噴射しますので
酸やアルカリの洗剤はポンプが傷むので
入れないようにしてください。
酸やアルカリは、フォームノズルに入れて、ガンの先に付けて
泡状に噴射しましょう。

 

ちなみに本体内の洗剤およびフォームノズル使用時は、噴射は高圧にはなりません。
低圧での噴射になります。

 

 

 

中性のケルヒャー洗剤


通常の洗車、窓の掃除などにケルヒャー中性洗剤

汎用洗剤。中性なので対象物や周囲に優しい。

 

 

アルカリ性のケルヒャー洗剤


油汚れに強いケルヒャー弱アルカリ洗剤

網戸などが排気ガスで真っ黒になっているときなど
散布して少し放置して洗浄するとすっきりします。

 

酸性の洗剤


強酸性でスケールなどを溶かす洗浄機用洗剤

強酸性でこびりついたスケール除去に効果的
食品製造機器、タンクやサニタリーに付着したスケールの除去に
泡が汚れに長い時間付着し、効果的な洗浄が可能

 

用途に応じた洗剤がケルヒャーから出ています。
希釈率を良く見て使用しましょう。

 

〔希釈の目安〕

 1STEP(高圧洗浄→機械に洗剤を入れて塗布しながら洗浄。希釈は薄目です。 1%〜3%)
 2STEP(反応時間3〜5分→洗剤をひどい汚れに塗布し、反応時間を置いて洗浄。希釈は濃い目です。 3%〜10%)

 

とあります。

 

散布して放置する時間によっても
仕上がりが違ってくると思います。
部分的にテストして
洗剤の濃さを決めるしかないです。
同じような汚れでも
付着した期間によって取れ方は違ってきますから。

 

特に酸性の洗剤を使った後は、
洗剤タンクの中をよくすすいでおきましょう。

 

 

つぎのバリオスプレーランスとサイクロンジェットノズルの違いは?



スポンサードリンク





スポンサードリンク